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環境とのかかわり

地球温暖化防止

工場の稼動に必要な動力や照明、冷暖房などエネルギーの多くは、購入電力を使用しています。この電力の多くは、石炭や石油などの化石燃料を燃焼させることで得られており、電力エネルギーの使用は、温室効果ガスの発生に直結しているといえます。
事業活動に伴う温室効果ガスを最小限に抑えるために、エネルギーの効率的な利用を図り、地球温暖化防止に向けて取り組みを進めています。

CO2排出量削減目標

CO2排出削減目標として、2021年度までの中期目標を「2013年度比で21%削減」と設定しました。当社は「日本製薬団体連合会の低炭素社会実行計画」に参加しており、パリ協定での日本の中期目標である「2030年度に2013年度比で26%削減」を鑑み、CO₂排出量削減に努めていきます。

二酸化炭素の排出

省エネ設備の導入やエネルギーの効率的な利用を図ることで、鳥栖工場を含む九州本社のCO₂排出量は前年度比10%減少しました。筑波研究所でも灯油を燃料とするボイラー機器をCO2の排出が少ない機器に更新することで8.3%削減し、久光製薬単体で5.8%のCO2の削減となりました。宇都宮工場では、生産量増加によりエネルギー使用量が増加したため、前年度比6.7%の増加となりました。
宇都宮工場では、省エネルギーとCO₂削減の取組みとして、「清原スマートエネルギーセンター」事業に参加しています。複数の事業所の電気および熱の需要状況をエネルギーセンターで集約し、効率的に供給することで約20%の省エネルギーおよびCO₂排出量の削減が見込まれています。この事業は、2019年9月から運用開始予定です。

CO2の排出量

エネルギー使用量の推移

2018年度は、生産量の増加と空調稼働時間の延長に伴い、宇都宮工場でのエネルギー使用量が前年度比4.1%増加しましたが、九州本社や筑波研究所では前年度以下となり、全体では2.7%の減少となりました。
エネルギー使用量の多い生産工場では、高効率設備への更新をはじめ、生産ロスの削減、製造設備の集約などによりエネルギー使用量の削減に努めています。さらに、夜間に蓄電することで日中の買電電力をピークカットし、電力負荷平準化を図っています。
また、各事業所でもこまめな消灯やエアコンの温度管理を徹底し、全従業員が一体となって省エネを推進しています。

CO2の排出量

サプライチェーン排出量

原材料調達・製造・物流・販売・廃棄等といった製造から消費までの一連のプロセスにおいて温室効果ガスが発生し、地球環境に影響を与えています。低炭素社会の実現のために、自社だけではなくサプライチェーン全体でのCO₂排出量削減が重要だと考えており、2015年から環境省のガイドラインに従ってサプライチェーン全体のCO₂排出量を算定しています。2018年度の排出量は、前年度比7.9%の削減となりました。

主要輸送経路における船舶へのモーダルシフト

車両・輸送の省エネ対策

商品輸送と営業車両による環境負荷の低減に取り組んでいます。
営業車両については、順次ハイブリッド車両に切り替えることでCO2排出量と燃料使用量の削減に取り組んでおり、2019年2月現在、営業車両の51.5%がハイブリッド車となっています。また、エコドライブに関する教育を行い、環境への配慮と交通安全を意識した運転の定着に向けた取り組みを進めています。
商品輸送の多くはトラック輸送を行っていますが、輸送量の多い主要経路では、環境への負荷が少ない船舶輸送に転換するモーダルシフトに取り組んでいます。2018年度は、7,197tの商品輸送を船舶輸送に切り替え、375tのCO2削減となりました。今後も、積載効率の向上や共同配送などに取組み、船舶輸送に加え、鉄道輸送も取り入れることで、更なるCO2削減に努めてまいります。

海外工場のエネルギー使用量

海外工場では、生産拡大に伴い電力や燃料などのエネルギー使用量が増加する傾向にあります。省エネルギー技術の移転や更なる生産効率の改善を図ることで、環境負荷低減に取り組んでいきます。

2016年度 2017年度 2018年度
ノーベン 電力(MWh) 11,624 11,749 12,134
ガス(㎥) 484,003 1,079,870 637,245
久光ベトナム 電力(MWh) 2,659 2,643 3,446
ガス(㎥) 24,342 30,540 48,501
重油(kl) 0.3 0.2 1.8
久光インドネシア 電力(MWh) 1,512 1,726 1,665
軽油(kl) 96 104 112
久光ブラジル 電力(MWh) 2,692 2,714 2,920
軽油(kl) 40.5 30.1 30.0

・ノーベン:2016年~2017年のガス使用量を訂正

サプライチェーン排出量

         
カテゴリ 2018年度排出量 備考
CO2(t) 比率
スコープ1 直接排出 10,139 7.36%算定範囲は久光製薬単体
スコープ2 間接排出 16,234 11.78%算定範囲は久光製薬単体
スコープ3 購入した製品・サービス 64,960 47.13% 国内における原材料等の数量に排出原単位※を乗じて算出
資本財 6,730 4.88% 設備投資額に排出原単位※を乗じて算出
Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 2,750 2.00% 購入電力量に排出原単位※を乗じて算出
輸送、配送(上流) 2,466 1.79% 1次原料メーカーの製造所から当社工場、当社工場から物流センター、卸等までのトンキロに排出原単位を乗じて算出
事業活動から出る廃棄物 2,447 1.79% 国内工場、研究所の産業廃棄物の種類別排出量に排出原単位※を乗じて算出
出張 1,088 1.78% 出張日数に排出原単位※を乗じて算出
雇用者の通勤 251 0.18% 交通区分別の交通費支給額に排出原単位※を乗じて算出
リース資産(上流)  
輸送、配送(下流) 36 0.03%卸からの平均配送距離と数量からトンキロを算定し、排出原単位※を乗じて算出
販売した製品の加工  
販売した製品の使用  
販売した製品の破棄 30,736 22.30% 使用した原材料量に排出原単位※を乗じて算出
リース資産(下流)  
フランチャイズ  
投資  

※環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算出もための排出原単位データベース(Ver.2.6)」に記載の値

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