サステナビリティ

HELLO! eco!

HELLO! eco!とは

環境への取り組みの原点は、 「環境(eco)にいいこと始めよう!」という一人ひとりの思いから。 この思いをいつまでも持ち続けられるよう、環境活動のスローガンを「HELLO! eco!」といたしました。

HELLO! eco!マーク

久光製薬が定めるエコ基準をクリアした商品には、「HELLO! eco!」マークを環境省が定める環境表示ガイドラインによる環境説明文を併記した上で順次表示いたします。 デザインは、「環境にいいこと始めよう!」という一人ひとりの思いを込めて、背景の四角囲みで貼付剤を、エコロジーの「e」で笑顔をシンプルかつポジティブに表現しています。

次のいずれかを満たした場合に
「HELLO! eco!」マークを表示しています

  1. 当社基準商品※に対して、薬袋、ケース等のサイズを縮小した商品
  2. 環境負荷低減に寄与する原材料(植物由来原料、再生原料など)を使用した商品
  3. 当社基準商品※に対して、商品ライフサイクルを通して環境負荷低減を実現した商品
    • ※当社基準商品:当社従来品、もしくは当社の代表的な商品

従来品に対して、
ケースのサイズを縮小した商品(例)

  • ※久光製薬が定めるエコ基準をクリアした商品には順次「HELLO! eco!」マークを表示してまいります。
  • ※医療用医薬品に関しても同様に環境負荷低減の取り組みをしております。

環境に配慮した商品改良・商品開発

久光製薬は、製剤のサイズ、形状、使用回数の低減などを継続的に行い、常に患者さんのQOL向上と環境に配慮した商品の改良に取り組んでいます。ここでは、これまでに取り組んだ環境に配慮した商品改良の一例をご紹介します。

  • 容器の改良

    エアーサロンパスジェットα 25mLおよび100mL、エアーサロンパスZ 120mL、エアーサロンパスアイシングスプレー490mLはキャップレス仕様にすることで、環境にも配慮しています。これによりプラスチック使用量を年間5トン削減しました。

  • 商品の軽量化

    モーラスパップXRはパップ剤の特徴である冷却作用を有し、かつテープ剤と同等の付着力および効能がある商品として製剤設計されました。貼付回数を1日1回にすることで、モーラスパップと比較して膏体質量を70%軽量化し、使用後の廃棄物削減にも寄与しています。

  • 商品パッケージ(外箱)の削減

    のびのびサロンシップ F10枚入は、商品パッケージ(外箱)をなくし、環境にも配慮した商品仕様となっています。これにより紙の使用量を年間20トン削減しました。

環境への取り組み

久光製薬は、全社員が環境保全の重要性を認識し、環境面からも社会的課題の解決に取り組んでいます。研究開発から生産、販売プロセスが環境に与える影響を評価し、バリューチェーンにおける環境負荷低減に努め、豊かな地球環境の実現を目指しています。今後も積極的な地球温暖化防止への取り組みや商品を通じた環境保全活動を推進していきます。

これまでの環境負荷低減に対する取り組み

実施時期
(開始時期)
実施内容 効果
(2019年度の出荷量をベースに年間の効果を算出)
2011年度 モーダルシフト開始
(よりCO₂排出量の少ない商品輸送方法への切替)
375トンのCO₂削減
2012年度 モーラステープL40㎎の製造工程における原料ロスの低減 36トンのプラスチック削減
2015年度 営業車をハイブリッド車へ切替(順次) 75%の営業車両をハイブリッド車に切替
製剤開発により、モーラスパップに対して
膏体質量を70%軽量化したモーラスパップXRの発売
2,370トンの膏体削減
2017年度 研究所(鳥栖)において、季節による空調熱源設備の運用方法の
最適化(水資源削減)
25%の水資源削減
モーラステープなどの包装の小型化・軽量化 146トンの紙・プラスチック削減
2018年度 研究所(筑波)において、灯油式ボイラーを電気温水器へ変更 20%のエネルギー削減
Salonpas‐HOTにおいて、製剤を半折りにし包装サイズを小型化 28トンのプラスチック削減
2019年度 研究所(鳥栖)においてクリーンエリアの夜間空調停止 3%のエネルギー削減
久光製薬ミュージアムにおいて、ZEB認証取得 省エネ率115%
のびのびサロンシップ、フェイタスシップにおいて、
薬袋を折り曲げることで包装サイズを小型化
8トンの紙削減
のびのびサロンシップF 10枚入において、
薬袋による販売(パッケージ削減)
20トンの紙削減
エアーサロンパスを「キャップレス仕様」に変更(順次) 5トンのプラスチック削減
宇都宮工場においてエネルギー共同事業を開始 20%のエネルギー削減と20%のCO₂削減
2020年度 サロンパス、モーラステープなどの包装サイズの小型化(順次) 150トンの紙・プラスチック削減
医療用医薬品の紙パンフレットを電子化(順次) 10トンの紙削減

低炭素社会への貢献

地球温暖化防止

工場の稼働に必要な動力や照明、冷暖房などエネルギーの多くは、購入電力を使用しています。この電力の多くは、石炭や石油などの化石燃料を燃焼させることで得られており、電力の使用は、温室効果ガスの発生に直結しているといえます。

事業活動に伴う温室効果ガスを最小限に抑えるために、エネルギーの効率的な利用を図り、地球温暖化防止に向けて取り組みを進めています。

二酸化炭素排出量の推移

宇都宮工場では、2019年9月より、「清原工業団地スマエネ事業」の運用開始に伴い、約10%のCO₂排出量の削減となりました。 鳥栖工場を含む九州本社では、省エネ設備の導入やエネルギーの効率的な運用を推進し、CO₂排出量の削減に努めました。前年度比で約18%のCO₂排出量の削減となりました。 筑波研究所および東京本社・各支店営業所では、空調温度の設定、照明および機器などの節電管理を徹底し、それぞれ前年度比で約5%および7%のCO₂排出量の削減となりました。

2019年度は、久光製薬単体で前年度比約14%のCO₂排出量の削減となりました。

各事業所の二酸化炭素排出量(t-CO₂)の推移

サプライチェーンにおけるCO₂排出量(スコープ1、2、3)

原材料調達・製造・物流・販売・廃棄等といった製造から消費までの一連のプロセスにおいて温室効果ガスが発生し、地球環境に影響を与えています。低炭素社会の実現のために、自社だけではなくサプライチェーン全体でのCO₂排出量削減が重要だと考えており、2015年から環境省のガイドラインに従ってサプライチェーン全体のCO₂排出量を算定しています。

2019年度の排出量は、前年度比3.7%の削減となりました。

サプライチェーン排出量

カテゴリ 2019年度排出量 備考
CO₂(t) 比率
スコープ1 直接排出 8,763 6.60% 算定範囲は久光製薬単体
スコープ2 間接排出 15,349 11.57% 算定範囲は久光製薬単体
スコープ3 購入した製品・サービス 65,046 49.02% 国内における原材料等の数量に排出原単位を乗じて算出
資本財 4,729 3.56% 設備投資額に排出原単位を乗じて算出
Scope1,2に含まれない燃料および
エネルギー関連活動
2,494 1.88% 購入電力量に排出原単位を乗じて算出
輸送、配送(上流) 2,312 1.74% 1次原料メーカーの製造所から当社工場、当社工場から
物流センター、卸等までのトンキロに排出原単位を乗じて算出
事業活動から出る廃棄物 2,308 1.74% 国内工場、研究所の産業廃棄物の種類別排出量に
排出原単位を乗じて算出
出張 1,009 0.76% 出張日数に排出原単位を乗じて算出
雇用者の通勤 254 0.19% 交通区分別の交通費支給額に排出原単位を乗じて算出
リース資産(上流)
輸送、配送(下流) 34 0.03% 卸からの平均配送距離と数量からトンキロを算定し、
排出原単位を乗じて算出
販売した製品の加工
販売した製品の使用
販売した製品の廃棄 30,398 22.91% 使用した原材料量に排出原単位を乗じて算出
リース資産(下流)
フランチャイズ
投資

※環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.2.6)」に記載の値

エネルギー使用量(原油換算)の推移

宇都宮工場では、「清原工業団地スマエネ事業」の運用開始により、前年度比で、約10%のエネルギー使用量の削減と なりました。

鳥栖工場を含む九州本社では、製造設備の集約および電気使用量の把握による運用の効率化、照明のLED化などにより前年度比で約1%のエネルギー使用量の削減となりました。

筑波研究所および東京本社・各支店営業所では、空調温度の設定、照明および機器などの節電管理を徹底し、それぞれ前年度比で約4%および2%のエネルギー使用量の削減となりました。

2019年度は、久光製薬単体で前年度比約4%のエネルギー使用量の削減となりました。

各事業所の原油換算値の推移

環境負荷低減

廃棄物の削減・リサイクルの推進

全社で廃棄物を適切に分別し、再資源化や減量を行うことで廃棄物の削減に取り組んでいます。また、生産工程における廃棄物や使用後に廃棄物となる商品を減らすため、原材料の変更や商品包装の改良などさまざまな取り組みを行っています。

国内外の商品を問わず、パッケージサイズの縮小や薬袋サイズの縮小等の商品改良をすることで省資源化を推進し、環境に配慮した商品づくりに努めています。

製造過程で生じる生産ロスは、セメント工場の熱源としてサーマルリサイクルしています。焼却後に発生する灰は、セメントの混合材料として使用することで、リサイクル率は、99.8%となっています。また、輸送用の資源は分別収集し、古紙の原料やクッション材としてマテリアルリサイクルしています。

水資源の保全

事業活動を行う上で水資源は必要不可欠なものであり、限りある水資源を有効に活用し、環境負荷を低減することは重要であると考えています。水使用量ならびに排水量を適切に管理することで、水資源の保全を推進しています。

2019年度の水使用量は、製造設備の追加や夏場の気温上昇による空調運転などの影響を受け、前年度比でそれぞれ3%の増加となりましたが、今後も生産拠点における生産設備に使用する冷却水の循環利用や季節に応じた空調設備の冷却方法を継続的に検討し水使用量の削減に努めてまいります。

排水時には、国や自治体が定める水質基準よりも厳しい自主基準を定め、水質を確認した上で工場外に排水しています。 CODやpHなどを常時監視し、有害物質による影響を未然に防ぐよう取り組んでいます。

  • ※COD(化学的酸素要求量):水中の有機物が、酸化剤によって酸化されるときに必要な酸素量を表した値
  • ※pH(水素イオン濃度):水の酸性、中性、アルカリ性を表す
  • ※BOD(生物化学的酸素要求量):水中の微生物によって有機物が分解されるときに消費される酸素量を表した値
  • ※SS(浮遊物質):水中に浮遊している直径2mm 以下の粒子状物質の量を示したもの

会社水使用量・排水量

水質汚濁物質の管理( t )

  2017年度 2018年度 2019年度
BOD排出量 11.7 11.6 12.6
SS排出量 4.0 2.7 4.4

大気汚染物質の管理

ボイラーや自家発電機の稼働時に排出されるSOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)は、大気汚染の原因となります。 当社は大気汚染防止法で定められる基準よりも厳しい自主基準を設定し、これらの排出が基準値以下であることを確認しています。

SOx・NOxの排出量( t )

  2017年度 2018年度 2019年度
SOx 2.2 1.8 1.4
NOx 4.5 4.3 3.7

特定化学物質の管理

当社では、PRTR法に基づいて化学物質を適切に管理しています。届出対象となる化学物質はトルエンとアセトニトリルの2種類であり、2019年度の取扱量はトルエンが3.8t、アセトニトリルが3.3tでした。 今後も適正な利用と管理に努め、環境中への排出量の削減に努めていきます。

  • ※PRTR法:特定の化学物質について、環境への排出量を把握し、国に報告することを定めた法律

PRTR法対象物質の取扱量( t )

物質名 トルエン アセトニトリル
取扱量 大気排出 廃棄処理 取扱量 大気排出 廃棄処理
2017年度 3.5 0.2 0.08 3.4 0.0 3.4
2018年度 3.8 0.2 0.04 3.0 0.0 3.0
2019年度 3.8 0.2 0.13 3.3 0.0 3.3

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