一般的に「更年期障害」に該当するとあなたが思うものをすべてお答えください。
感じた症状のうち当てはまるもの全てを教えてください。
大きくは異なりませんが、「肩こり、腰痛、手足の痛みがある」はイメージでは6番目でしたが、実際は1位で57%もの方が当てはまっていました。
また、イメージでもっとも多かった「急に顔がほてる」も、3番目の51%と半数の方が感じていました。
更年期障害の症状について、こちらで詳しく紹介しています。
症状が起きて日常生活に影響はありましたか?
日常生活への影響について具体的に教えてください。
6割近くの方が、日常生活に何かしらの影響をきたしています。具体的には、ほてったり疲れやすくなって予定が組めないことや、やる気がなくなって仕事に影響をきたすなど、体と心の両方から影響が出ているようです。
この3年の間にあなたが感じた不定愁訴や"なんとなく不調"の治療のために病院を受診したことがありますか?
病院受診をする際に、受診前から「更年期障害」だと思って受診しましたか?それとも別の病気を疑いましたか?
病院で受診した方は1/4以下と少ない結果でした。
また、更年期障害と思って受診した方は半数ほどで、3割の方が「何の病気か分からない」けど受診をしていました。
病院を受診しなかった理由について、当てはまるものを全て教えてください。
病院受診以外に何か対処をしましたか?当てはまるもの全てを教えてください。
病院受診以外の対処(サプリや市販薬の使用)で症状は改善しましたか?
病院で受診しなかった理由を調査したところ、「我慢できるから」「そのうち治るから」が主な理由としてあがってきました。更年期障害は一過性のものだから、と耐えている方が多いようです。
とはいえ、4割以上の方が病院での診察以外で対処をしており、対処法としては「サプリメントの服用」が約半数。「市販薬の服用」が3割強でした。しかし、「とてもよくなった」と感じる人はわずかに4%で、約半数の人が効果を実感できずにいました。
受診先を選ぶ際に「婦人科」は選択肢にありましたか?
病院受診の際、何科を受診しましたか?
複数の病院を受診した方は当てはまるもの全てを教えてください。
婦人科を受診する前と受診した後で変わった
「婦人科」に対するイメージを具体的に教えてください。
更年期障害は自分では判断しづらいものなので、受診する診療科は迷いがちではないでしょうか?
受診する診療科の選択肢に「婦人科」があった方は3割にも満たず、7割強の方が選択肢になかったと答えています。
実際に受診した診療科については「婦人科」が6割近くですが、内科や心療内科を受診したのちに婦人科にたどりつく人が多いことが読み取れます。
また、婦人科の受診には抵抗感のある方もいらっしゃるようですが、受診前と受診後ではイメージが変わるようです。
病院受診で症状は改善しましたか?
病院受診以外の対処(サプリや市販薬の使用)で症状は改善しましたか?
ホルモン補充療法(HRT)をおこなった結果、症状はどうなりましたか?
病院受診以外の対処で症状が改善された方は3割ほど。約7割の方が「変わらなかった」と答えています。
一方、病院受診で症状が改善された方は6.5割と、病院受診の対処により、症状が改善した方が多い結果となりました。
さらにHRTでは3割強の方がとてもよくなったと感じ、改善を感じた方は8割近くに達しました。
体と心の両方で日常生活に支障が
更年期障害の症状は、個人によってその重さは異なりますが、これまで普通に出来ていた日常のことができなくなってしまうことも多くあります。
典型的な発汗やほてりであっても、いつその症状が出るかわからないため、仕事上で人に会うことに不安を覚える人も少なくありません。
また、疲労感が強くやる気がでないことから家事ができなくなったり、集中力が続かなくなり、記憶力が低下したように感じ、以前のように仕事ができなくなり、最悪会社を追われてしまう人もいます。