サステナビリティ

お客さまとのかかわり

医薬品の生産と供給

久光製薬は、医薬品を安定して患者さんのもとへ供給するため、生産体制と物流体制の強化に努めています。また、自社工場や製造委託先での生産品目や生産数量の管理を通じて、効率的で最適な生産体制を構築しています。さらに、海外生産拠点の生産体制を強化しています。

調達

調達部門では、原材料の品質および安定調達の確保、コスト削減、納期厳守(自然災害時対応)のみならず、サプライチェーンの改善やサプライヤーからの情報収集・社内共有を図っています。当社では商品の企画・研究段階から調達部門と関連部門が連携し原材料に関する議論を行い、安定供給体制の構築を図るとともにお客さまのニーズに速やかに応える商品開発を行っています。
また、グローバル戦略を踏まえ、サプライチェーン上の人権リスクやハラール対応など多くの国の人々が安心して商品を使用できる適切な原材料の選定を行っています。同様に環境面に関しても省資源や廃棄物削減、再生紙の利用率向上など環境に配慮した調達に取り組んでいます。

2021年12月には、サステナビリティ調達の重要性の高まりから、「サステナビリティ調達ガイドライン」として当社の調達基本方針である「サステナビリティ調達基本方針」及びサプライヤーの皆さまにご理解と遵守を求めます「サプライヤーのサステナビリティ調達基準」を制定いたしました。

久光製薬サステナビリティ調達ガイドライン

生産体制

国内生産拠点は、GMP基準に適合した鳥栖工場(佐賀県)および宇都宮工場(栃木県)の2工場での生産を基盤とし、委託メーカーとも連携して製品の安定供給体制を構築しています。
また、安定供給体制の構築とあわせて生産性向上にも取り組んでいます。品質向上を目的としたカイゼン活動を継続的に行うとともに、製造ラインの集約と再構築による生産体制の見直し、工程の改善、稼働率の向上など生産機能全体の効率化を進めています。
さらにIoT技術を活用した生産システムを導入したことにより、生産システムに蓄積されたビッグデータを活用したカイゼン活動を展開し、さらなる生産性の向上を目指しています。当社は世界各国で医薬品を販売しており、多くを日本からの輸出により供給していますが、より安定した供給体制を構築するため、アメリカ、ブラジル、ベトナムおよびインドネシアに生産拠点を有しています。国内と海外の生産拠点が連携を図り、生産能力を拡大しながら製造の現地化を推進することで、グローバルな生産体制の強化を推進しています。
GMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準):医薬品などを適切な品質管理下で製造するための基準

生産拠点

物流体制

国内物流センターとして、東日本(埼玉県久喜市)と西日本(佐賀県鳥栖市)に拠点を設置し、医薬品を安定供給できる物流体制を整備、製造を委託した医薬品についても、この東西の物流センターを経由するサプライチェーンを構築しています。
各センターには管理薬剤師を配して医薬品の品質管理に努めるとともに、出荷量の情報を工場と共有。これにより、多種多様な医薬品を適切に保管・管理し、お客さまへの安定供給を実現しています。
また、これらの管理システムに携わる従業員に対して、手順書に即した教育を実施することで、人的ミスの削減に努め、安定した物流体制の構築に取り組んでいます。
なお、商品の多くをトラックで輸送していますが、輸送量の多い主要路線では環境負荷の少ない船舶輸送に転換する「モーダルシフト」を実施しています。今後も継続的なモーダルシフトの拡大や積載効率のアップ、共同配送などにより、輸送効率の向上に努めていきます。

主要輸送経路における船舶へのモーダルシフト

医薬品の品質保証

GMP基準に準拠し、科学的に確立された方法で医薬品を生産することで、その品質と情報の信頼性、安全性を確保。「生産や品質に関する工程表の作成」から「製品の検査・実験・評価」「不具合の傾向分析」「取引先の監査・指導」「出荷後の顧客対応(クレーム対応など)」まで、品質保証に関わる業務は多岐にわたります。
また、製剤設計段階から不具合を出さないための仕組みづくりや、OEM商品の購入先となるパートナー企業の管理・監査など、社内外における幅広い課題に対応しています。厳しい法令や自主基準の遵守状況を監視する組織を設け、公的機関から品質システムの査察を受けるなど、厳格な品質管理体制のもと、医薬品の品質と安全性の向上に努めています。
また、国外輸出品については各国のレギュレーションに則った品質試験を実施し、グローバルな品質保証に努めています。
OEM(Original Equipment Manufecturer):納入先商標による受託製造

サプライヤー監査

国内外の原材料供給業者に対し、年間約60社の実地調査と書面による調査を行い、原材料の製造管理および品質管理が適切に行われていることを確認しています。監査項目は原薬および原材料の製造所・製剤製造所・試験施設等それぞれの業務の重要事項を中心に設定し、GMP等で規定された内容をチェックしています。また、品質に関する変更、苦情等が発生した場合は特別監査も実施しています。
さらに、生産・業務委託先やサービス供給の業者に対しても同様の監査を行い、商品の品質と安定供給の確保に努めています。

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