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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2019年9月2日付

第16回更年期を機に生活を見直しましょう

最近、体調がすぐれず、気分も落ち込みがちということはありませんか?閉経の前後5年程度にあたる40代後半~50代中ごろの女性で、疲労やイライラなどを感じるなら、更年期の症状かもしれません。何かと忙しいこの世代は、自分の体調管理を後回しにしがちですが、気軽に婦人科を受診し、生活を見直してみましょう。

尾林 聡(おばやし さとし)先生

1987年東京医科歯科大学卒業、同大学産婦人科、取手協同病院産婦人科、都立荒川産院産婦人科等を経て、2010年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻器官システム制御学講座生殖機能協関学准教授

さまざまな因子が影響し心身の不調をもたらす

40代後半ごろから、少しずつ月経不順になる人が増えてきます。さらに2~3年ほどすると、ほてり、のぼせ、発汗、めまいなどの症状が現れ、眠れない、疲れやすい、肩こり、不安、憂うつ、物忘れといった不定愁訴が気になることも多くなってきます。

こうした更年期症状は、卵巣機能の衰えによる女性ホルモン(エストロゲン)の急激な低下から起こります。女性は卵巣に多数の卵子のもと“原始卵胞”を持って生まれますが、40歳を過ぎたころから数が急激に減り始め、50歳過ぎには、ほぼなくなってエストロゲンの分泌が急減します。

さらに、更年期は子どもの自立や夫の定年退職、親の介護など生活が変化しやすく、社会や家庭で孤独感を深めてしまう女性も少なくありません。ストレスで症状が重くなる傾向もあります。

更年期障害の発症にかかわる因子

更年期は人生後半を元気に過ごすためのメンテナンスのチャンス

更年期の症状は、治療を行うことで改善が期待できます。日常生活に支障があれば、早めに婦人科を受診してください。10項目の質問から重症度が分かる簡略更年期指数(SMI)を使うと、受診の目安や症状を点数で確認できます。

治療は、希望に応じて漢方薬の服用から始めることが多いのですが、ほてりや発汗などの症状が強い場合、ホルモン補充療法(HRT)を行うと症状の改善が期待できます。ホルモン剤には、飲み薬、貼り薬、塗り薬があり、エストロゲン製剤と黄体ホルモン製剤2種類のお薬を併用することもあります。他にもよく眠れなかったりうつ症状が出た場合は、症状に応じてその人に合った治療をします。生活が不規則なときは、生活や栄養の指導を受けたり、血液検査や骨量測定を行うことも重要です。

HRTを行う場合は子宮がん、乳がんなどのリスク予防のために毎年がん検診を受けましょう。また、定期的な婦人科の受診が、その他の病気の早期発見につながることもあります。

閉経後の人生を元気に過ごすためにも、この時期に心身のチェックを行い、上手にメンテナンスをしていくことが大切です。

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