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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2018年12月3日付

第15回更年期以降は定期的な健康チェックを

40代後半になると、心身の不調を感じる人が多くなってきます。気になる症状があっても「年のせいだから仕方ない」とやりすごしていませんか?更年期以降は、さまざまな病気のリスクも高まります。健康寿命を延ばすためにも、更年期を迎えたら定期的な健康チェックを欠かさないようにしましょう。

大道正英(おおみち まさひで)先生

1984年大阪医科大学卒業。大阪大学、米国ミシガン大学、国立循環器病センターなどを経て、2002年山形大学産婦人科学教室講師、2004年大阪大学産婦人科学教室講師、2006年大阪医科大学産婦人科学教室教授、2016年大阪医科大学周産期センター長。日本産科婦人科学会指導医、日本婦人科腫瘍学会指導医、がん治療認定医。

ほてり、のぼせ、発汗があれば我慢せず気軽に婦人科へ

40代後半になると、女性の多くは、月経不順とともにほてり、のぼせ、発汗、イライラ、肩こりなどの症状に悩まされるようになります。これは、女性ホルモンであるエストロゲン分泌が急激に減少するために起こり、更年期症状と呼ばれています。

ほてり、のぼせ、発汗などには、ホルモン補充療法(HRT)が効果的です。子宮のある女性にはエストロゲンとプロゲステロンの2剤が、子宮を摘出した女性にはエストロゲンのみが使われます。他にも、漢方薬、向精神薬などさまざまな選択肢がありますので、心身の不調を感じたら、我慢せず婦人科に相談してください。

また、月経が1年間なければ閉経と判断され、その前後5年間を更年期と呼びます。この時期に注意が必要なのは、不正出血を年齢のせいだからと思い込み、子宮体がんの初期症状を見逃してしまうことです。一般の子宮がん検診は子宮頸がんのみが対象で、子宮体がんは含まれていません。子宮体がんの発症率も更年期に高くなるため、月経が不順になってきた段階で婦人科を受診することが大切です。

エストロゲンが減少するとさまざまな病気のリスクが増加

エストロゲンは血管を保護してしなやかに保つほか、骨を丈夫にするといった役割を果たしています。そのため、エストロゲンが減少すると、更年期症状だけでなく、さまざまな病気のリスクが高まります。

閉経後の女性は内臓脂肪が増え、下図の様に、脂質異常症、糖尿病予備軍、高血圧症の割合が増加します。これらを放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。また、骨量も低下し、骨粗しょう症から大腿骨頸部骨折や腰椎骨折を起こしやすくなります。

女性の平均寿命は87歳を超え、閉経後の人生が約40年に及ぶ時代になりました。更年期以降を健康で過ごすには、HRTなど更年期障害の治療だけでなく、軽めの運動を習慣化するなど、生活習慣の改善も必要です。生活習慣病は自覚症状がないまま進行することが多いので、定期的に検査を受けるようにしましょう。

脂質異常症 糖尿病予備軍 高血圧症

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