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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2017年12月24日

第12回エストロゲンの減少による身体の影響

40代も半ばを過ぎるころになると、心身の不調を感じる女性が増えてきます。「更年期は誰にでもあることだから」と我慢してしまう女性が多いのですが、更年期症状は個人差が大きいもの。日常生活に支障がでるほどつらい場合、我慢は禁物です。

小林真紀子(こばやしまきこ)先生

1979年杏林大学医学部卒業、同大学産婦人科学教室入局、伊勢原協同病院などを経て新潟大学産婦人科学教室に入局、厚生連長岡中央綜合病院勤務、1989年厚生連頸南病院医長、1990年小林医院産科・婦人科を開業、2004年小林真紀子レディースクリニックとして再出発。平成29年産科医療功労者厚生労働大臣賞表彰。

卵巣の機能が低下し脳がパニック状態に

閉経をはさんで前後10年間の更年期は女性の身体が大きく変化する時期です。日本人の閉経は平均50歳くらいですから、40代半ばくらいから卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌量が減ってきます。閉経を迎える頃にはさらにエストロゲンが急激に減るため、脳は「ホルモンを出せ、出せ」と卵巣を刺激します。しかし、衰えた卵巣はそれに応えることができません。すると脳は今までどおりに指令が届かず、パニック状態に陥ります。このため自律神経のバランスが乱れ、チェックリストにあげたようなさまざまな不調が現れてきます。これが更年期症状です。

更年期女性の約8割は何らかの症状を感じ、そのうち半分くらいは日常生活に支障が出る更年期障害に陥るといわれています。更年期と気づかないほど軽い人もいますが、個人差が大きいので、「このくらい我慢しなくては」と無理をせず、自分がつらいと思ったら、遠慮せずに専門医である婦人科に相談して下さい。

チェックリスト 更年期症状のチェックをしてみましょう

自分が幸せでいないと他の人の幸せは考えられない

更年期障害の診断の決め手はホルモンの分泌量と問診です。全身にさまざまな症状が現れますから、どんなことでも医師に伝えて下さい。別の病気が疑われる場合は、内科や心療内科などをご紹介します。

更年期障害の治療法は、症状に応じてホルモン補充療法(HRT)や、漢方薬、抗不安薬による治療です。私自身は49歳で子宮内膜症の手術を受け、子宮と卵巣を摘出したあと更年期障害になり、HRTを受けた経験があります。ほてりや発汗などの症状は1〜2週間で消失することが多いようです。

更年期世代は仕事や親の介護などさまざまな役割で多忙な時期。つい自分のことは後回しという女性が多いようですが、自分が幸せでいないと他の人の幸せは考えられないのではないでしょうか。体調が万全でないと、何もかもが負担に感じ、気分も沈みがちになってしまいます。更年期女性が元気でいられるために、若いうちからかかりつけの婦人科をもつことは、とても重要です。これからの人生をよりよいものにできるよう更年期の体調管理に努めましょう。

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