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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2017年8月27日付

第10回女性ホルモンの低下による心と身体の影響

あなたは更年期にどんなイメージをもっていますか?「なんだか大変そう」とネガティブに考えていませんか?女性の40~50代はこれからの長い人生を楽しむための中間地点です。更年期症状が現れても、乗り切る方法を知っていれば、むやみに怖がることもなくなります。人生後半を楽しくイキイキと過ごすために、まずは正しい知識をもつことから始めましょう。

対馬ルリ子(つしまるりこ)先生

1984年弘前大学医学部卒業、東京大学医学部産科婦人科学教室、都立墨東病院周産期センター産婦人科医長などを経て、2002年ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開院、2012年対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座、女性ライフクリニック新宿を開院。2003年「女性医療ネットワーク」を設立。女性の生涯にわたる健康のために情報提供、啓発活動を行っている。

女性ホルモンの低下が心と身体の両面に影響

女性は40代に入ると女性ホルモンの分泌が低下し、心と体の両方にさまざまな変化が現れます。更年期症状といえば、ホットフラッシュが有名ですが、その他にも多くの症状があり、それが更年期の症状だと気づかないことがよくあります。たとえば更年期女性からの訴えでとても多いのが、関節痛です。リウマチや腱鞘炎など疑って整形外科を受診しても原因がわからず、婦人科に来てようやく更年期の症状だとわかる場合が多々あります。40代後半になると血圧やコレステロール値が高くなる人が増えてきますが、これも女性ホルモンの低下が背景にあります。

女性ホルモンが低下すると感情面にも大きな影響が現れます。特別な原因がなくても、とにかく不安な気持ちが強くなり、焦燥感が出てきて、理性ではコントロールできない状態になってしまうことが少なくありません。それを家族や周囲の人に伝えても理解されずに疎外感をもってしまうことも多いようです。職場の人間関係や、家族の問題などでストレスを抱えることは、どの年代にもありますが、特に更年期は精神的・肉体的ダメージを受けやすく、ストレスに耐える力も弱くなっているので、よりつらい状況に追い込まれやすいのです。

更年期は健康法を試すチャンス
いろいろ試して自分にあった方法を見つけて

更年期に心身の不調が現れたとき、どう対処するかは人それぞれ異なります。たとえば、低下した女性ホルモンを補うHRT(ホルモン補充療法)や漢方薬、抗不安薬などの治療法がありますし、考え方や感じ方を変えたい人はカウンセリングを受けるという方法もあります。このような治療は主に婦人科で受けることができますので、更年期に心身の不調が現れたら、一度婦人科を受診することをおすすめします。

また、自分でできるセルフケアとして大切なのが、運動習慣をもち、栄養面を見直して、気力と体力を充実させることです。運動には抑うつ効果があることがわかっていますし、栄養のバランスのとれたおいしい食事を気の合う仲間とともに楽しく食べるというだけで、症状が軽くなります。更年期はいろいろなケアの方法を試して、自分に合った健康法を見つけ出せる良いチャンスです。更年期を健康の見直し時期のきっかけにして、更年期以降の人生を楽しく過ごしてもらいたいです。

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