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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2017年7月6日付

第9回個人差がある更年期以降の症状

40~50代女性の多くが経験する更年期症状。話には聞いていても、実際に自分の身に起きてみると、それが更年期のせいだと気づかないことも多いようです。つらい症状があるのに「年のせいだから仕方ない」とあきらめていませんか?早めに解決策を見つけましょう。

小池浩司(こいけこうじ)先生

1982年大阪大学医学部大学院博士課程修了後、2年間米国バージニア大学医学部に留学、大阪大学医学部助手等を経て、1998年金沢大学大学院医学系研究科准教授(産婦人科)、2012年小池レディスクリニック開業(大阪)。

月経周期の短縮でスタートし全身に症状があらわれる

更年期とは閉経前後10年間のことをさします。おおよそ50歳で閉経する人が多いので、45~55歳くらいが更年期といわれています。

更年期の症状として、最初にほとんどの人が経験するのが月経周期の短縮です。通常の月経周期は28日とされていますが、次第に短縮されて25日くらいになると、のぼせやほてりなどの症状が出る人が増えてきます。月経も次第に不規則になり、不正出血が続いたり、間隔が開いたりします。また、夏場に汗をたくさんかくようになり、涼しくなるとおさまるものの、翌年には冬でも汗をかくようになるというパターンもよくみられます。

朝早く目覚めてしまう早朝覚醒や、気分が落ち込む、無気力、意欲の低下、疲れやすいなどの精神症状は、周囲から理解されず、つらい思いをされることがありますが、これは更年期特有の症状です。手のこわばりはリウマチと勘違いする人が多いのですが、これも更年期によくある症状の一つです。これらの症状は、程度も期間も個人差が大きく、ほとんど何も感じない人や1~2か月で終わる人がいる一方、夜も眠れないほどの症状が10年近く続く人もいます。

更年期以降にみられる症状

更年期以降を元気に過ごすには早めに婦人科の健康チェックを

更年期障害の原因は、女性ホルモンの減少です。更年期に入って月経が不規則になるころから女性ホルモンは徐々に減少し始め、月経がなくなり閉経すると急激に減少し、ほぼ消失します。女性ホルモンが欠乏すると、長期的には皮膚や粘膜の乾燥、骨粗しょう症、動脈硬化、認知症などのリスクも高まります。

症状に応じて、内科、整形外科、心療内科などを転々と受診する人も多いのですが、更年期にさまざまな不調を感じたら、まず婦人科を受診するとよいでしょう。更年期障害の診断で最も重要なのは問診です。気になる症状があったら、「これは関係ない」と自己判断せず、どんなことでも医師に伝えることが大切です。

更年期障害の治療法にはホルモン補充療法(HRT)や漢方による治療などがあります。治療を継続することで不調が改善され、「これからも元気でいきいきとすごしたい」という声が多く聞かれるようになっています。更年期障害を健康チェックのきっかけにして、更年期以降30年あまりの人生を健康で豊かに送っていただけたらと願っています。

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