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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2015年11月22日付

第4回更年期障害のさまざまな治療法

更年期に不調があっても「年のせいだから仕方ない」と我慢していませんか。更年期障害には、さまざまな治療の選択肢があります。今を大切に生きるために、対処法があることを知っておきましょう。

髙松 潔(たかまつきよし) 先生

1986年慶應義塾大学医学部卒業、2007年より東京歯科大学市川総合病院産婦人科教授、慶應義塾大学医学部客員教授(産婦人科学)。

岡野浩哉(おかの ひろや)先生

1989年群馬大学医学部卒業、2006年より東京女子医科大学産婦人科講師、2008年より飯田橋レディースクリニック院長。

治療法はじっくり時間をかけて自分に合った方法を選択

髙松更年期障害の治療法には、ホルモン補充療法(HRT)、漢方治療、向精神薬などのほか、非薬物療法としてカウンセリングや心理療法、サプリメントなどがあり、これらの選択肢から患者さんに合った方法を選びます。

岡野治療法は医師が一方的に決めるのではなく、じっくりと患者さんの話を聞いて、一緒に考えて選択することが重要です。症状やその重さで一概に治療法の決定はできません。それは、どの程度日常生活に影響があるのか、どの症状の改善を求めているのかなどは、患者さんによって異なるからです。

髙松不調の原因が、エストロゲンレベルの低下、精神的なストレス、環境の問題なのかを整理していくことが必要ですね。中には診察室で話をしただけで安心して楽になる患者さんもいますし、エストロゲンレベルの低下によるホットフラッシュやのぼせ、不眠などは、HRTを行うと数日から1週間で改善されることもあります。

岡野HRTは、経口剤(飲み薬)、経皮吸収型製剤(貼り薬、塗り薬)などの剤型があり、含まれるホルモン量も低用量から高用量までさまざまです。患者さんは、主治医から薬剤や剤型の説明を受けた上で、症状や目的に合わせて選択できます。

髙松どの治療法も3か月くらいは使用して様子をみたほうがいいでしょう。十分な効果が得られない場合には他の治療法に切り替えます。

岡野いつまで治療を続けるかは、リスクとベネフィットを担当医と患者さんで話し合って決めていきます。

婦人科のかかりつけ医は人生後半の心強い味方

髙松更年期障害だと思っていたら、別の病気だったという場合もありますから、最初にきちんと診断することが重要です。また、HRT開始前には検査をして隠れたリスクがないことを確認し、治療中も定期的に検査を行ってリスクを回避します。

岡野更年期以降はさまざまな病気のリスクが高まってきますから、気軽に婦人科を受診してほしいですね。40歳代までに、婦人科医をかかりつけ医に持つと、安心して更年期を迎えられると思います。

髙松日本女性医学学会は、更年期に詳しく、女性の生涯にわたる健康をサポートする医師を「女性ヘルスケア専門医」として認定しています。同学会のホームページにリストが出ていますから、参考にするといいでしょう。

岡野日本人はつらい症状があっても我慢する人が多く、更年期障害もしかりです。更年期障害の治療法を知って、症状を改善し、今を楽しく生きましょう。

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