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更年期チェック

上手に付き合う「更年期」 更年期を知って、いつまでも自分らしく

読売新聞 2015年9月13日付

第2回更年期障害と女性ホルモンの関係

女性ホルモンの一つエストロゲンは月経や妊娠・出産だけでなく、健康を維持するためのさまざまな仕組みに関与していることが分かってきました。エストロゲンの多様な働きについて紹介します。

望月善子(もちづきよしこ)先生

1983年鳥取大学医学部卒業。大阪大学医学部産科婦人科学教室入局、93年仏リヨン、クロード・ベルナール大学へ留学、2011年より獨協医科大学病院女性医師支援センター長、産科婦人科教室教授。

(現 獨協医科大学医学部附属病院女性医師支援センター 教授 もちづき女性クリニック 院長)

子宮や乳房だけでなく脳や骨、血管、皮膚など全身に働く

エストロゲンは脳からの指令を受けて、女性では卵巣から分泌されますが、子宮や乳房などだけでなく、全身のいろいろな場所で働いていることが分かってきました。生涯の分泌量はティースプーン1杯ほどとごく微量ですが、その働きは実に多彩です。

脳では認知機能を高め、記憶力の低下を防ぐほか、イライラや抑うつを防ぎます。また、血管をしなやかにして血圧を安定させ、脂質代謝に関しては、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増加させます。このほか、骨量を増やし骨粗しょう症を予防する、皮膚の水分を保ちシワや乾燥を防ぐ、唾液の分泌を促す、膀胱炎になりにくくするなど、心身の健康と美容に大きな役割を果たしています。

更年期を婦人科での健康チェックの節目に

ところが、女性では血中エストロゲン値は、閉経に近づくと急激に減少し、閉経直前からは急降下します。60歳代になると、女性の血中エストロゲン値は男性よりもむしろ低くなります。女性にとってエストロゲンの守りが取り払われてしまうと、腟の萎縮症状、高血圧、脂質異常症、骨粗しょう症、抑うつ、ドライマウスなど、人によってその程度に違いはあるようですが、さまざまな疾患が生じやすくなります。

不足した女性ホルモンを補うホルモン補充療法(HRT)は、これらの更年期障害の治療法としてよく知られています。

更年期は何かとストレスのかかる時期であり、加齢とともに体は若い時と同じようには動かなくなります。まずは「更年期」を受け入れて、軽いストレッチから。ストレスをためないようにポジティブシンキングです。

更年期を人生の再スタート期ととらえ、我慢や無理をしないで、婦人科を気軽に受診して健康チェックを行いましょう。

加齢にともなう女性ホルモン量の変化

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