企業情報

公益財団法人
中冨健康科学振興財団

当財団は、久光製薬前会長故中冨正義氏による私財の提供および久光製薬株式会社からの創業140周年を記念した資金提供により設立されました。健康増進に関する科学研究助成を行うことにより国民の健康の維持・増進を図り、活力ある豊かな経済社会の実現に寄与することを目的として活動しています。
2019年度は、研究助成、留学助成、学会・講演会の開催に対する助成80件と、健康科学の発展に功績があった研究者に対する中冨健康科学振興賞2件に対して総額1億1,000万円を助成しました。

公益財団法人 中冨記念財団

「中冨記念くすり博物館」（佐賀県鳥栖市）は、久光製薬創業145周年記念事業として1995年に設立され、2010年より当財団にて運営しています。佐賀県製薬業の礎となったくすりに関する産業文化を後世の人々に伝え、くすりの知識や歴史・文化を学べる場として皆さまに親しまれています。佐賀県鳥栖市東部と基山町一帯で発展した「田代売薬」に関する資料をはじめ、日本や世界のくすりにまつわる歴史的な資料を展示し、2016年には展示資料の一部が「佐賀県重要有形民俗文化財」に指定されました。屋外には薬木薬草園を併設しています。
また、青少年に対する人材育成を目的とした奨学金助成事業も行っています。

公益財団法人 中冨スポーツ振興財団

当財団は、スポーツ団体の行う活動、スポーツ大会、選手および指導者等の育成に対する助成を行い、スポーツの普及・振興、競技力の向上を通じて、心身の健全な発達および豊かな人間性を涵養することに寄与することを目的としています。2019年7月に一般財団法人中冨スポーツ振興財団として設立し、2020年3月に公益財団法人の認定を取得しました。2019年度は佐賀県内の14団体18事業に対して総額10,097,700円を助成しました。

久光製薬は、新型コロナウイルス感染症の治療のため、医療現場の最前線で日々ご尽力くださっている医療従事者の方々に感謝の気持ちを込めて、久光製薬ミュージアムおよび渋谷スクランブル交差点前サロンパス看板をブルーにライトアップする取り組みを行いました。
ブルーライトアップは、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、医療従事者へ感謝の気持ちを表すことを目的として、イギリスから始まり、今や世界中に広がっています。日本では、 MAKE IT BLUE JAPAN 実行委員会が、医療従事者への感謝の意味を込め、日本全国の主要都市を青く染める「LIGHT IT BLUE キャンペーン」を展開しており、当社もこの取り組みに賛同し、ブルーライトアップを実施しました。
また、当社グループの海外拠点であるアメリカ、フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、台湾などでは、このような困難な時に社会のために働く医療従事者等へ当社商品を寄贈するなどの支援活動を行いました。