企業情報
経済とのかかわり
会社概要・連結業績推移
会社概要
商号 | 久光製薬株式会社 (HISAMITSU PHARMACEUTICAL CO., INC.) |
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創業 | 1847年(弘化4年) |
設立 | 1944年(昭和19年)5月22日 |
従業員数 | 2,792名(連結)・1,596名(単体) |
代表者 | 代表取締役社長 中冨一榮 |
本社 | 九州本社(本店)、東京本社 |
支店 | 札幌支店、仙台支店、東京第一支店、東京第二支店、名古屋支店、大阪支店、広島支店、福岡支店、台北支店、シンガポール支店、マニラ支店 |
営業所 | さいたま営業所、千葉営業所、横浜営業所、金沢営業所、京都営業所、高松営業所 |
工場 | 宇都宮工場、鳥栖工場 |
研究所 | 筑波研究所、鳥栖研究所 |
国内子会社 |
株式会社CRCCメディア(福岡県) 佐賀シティビジョン株式会社(佐賀県) 株式会社タイヨー(佐賀県) 久光エージェンシー株式会社(福岡県) |
海外子会社 |
ヒサミツ ユーエス インコーポレイテッド(米国) ヒサミツ アメリカ インコーポレイテッド(米国) ノーベン ファーマシューティカルス(米国) ヒサミツ ファルマセウティカ ド ブラジルリミターダ(ブラジル) ヒサミツ ユーケー リミテッド(英国) ヒサミツ イタリア S.r.l.(イタリア) ヒサミツ ベトナム ファーマシューティカルカンパニーリミテッド(ベトナム) 久光製薬技術諮詢(北京) 有限公司(中国) 久光製葯(中国) 有限公司(中国) 久光製藥(香港) 有限公司(中国) PT. ヒサミツ ファルマ インドネシア他3社 |
連結損益計算書
(百万円)
2018年 2月期実績 |
2019年 2月期実績 |
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売上高 | 148,466 | 143,408 |
売上原価 | 55,688 | 54,727 |
原価率 | 37.5% | 38.2% |
販管費 | 65,836 | 66,401 |
販売促進費 | 13,227 | 13,283 |
広告費 | 10,987 | 13,089 |
研究費 | 15,076 | 13,032 |
その他 | 26,545 | 26,995 |
営業利益 | 26,940 | 22,278 |
経常利益 | 28,245 | 24,647 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
19,119 | 19,204 |
連結貸借対照表
(百万円)
科目 | 2018年 2月期実績 |
2019年 2月期実績 |
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資産の部 | ||
流動資産 | 190,065 | 193,569 |
固定資産 | 109,847 | 103,942 |
有形固定資産 | 40,064 | 39,556 |
無形固定資産 | 4,100 | 1,990 |
投資その他の資産 | 65,683 | 62,394 |
資産合計 | 299,913 | 297,512 |
負債の部 | ||
流動負債 | 34,938 | 30,354 |
固定負債 | 19,747 | 18,996 |
営業利益 | 26,940 | 22,278 |
負債合計 | 54,686 | 49,350 |
純資産の部 | ||
株主資本 | 216,021 | 222,189 |
その他の 包括利益累計額 |
27,679 | 24,284 |
新株予約権 | 299 | 392 |
新株予約権 | 299 | 392 |
非支配株主持分 | 1,227 | 1,295 |
純資産合計 | 245,227 | 248,161 |
負債純資産合計 | 299,913 | 297,512 |
●久光製薬グループ活動拠点
連結業績推移
●売上高/経常利益
●研究開発費および対売上比率
●親会社株主に帰属する当期純利益
●地域別売上高構成比
配当金について
●株主数の推移
●1株当たり配当金の推移/配当性向
第6期中期経営方針について
2017年4月、当社は第6期中期経営方針を発表しました。国内外の医薬事業に関わる社会環境の変化やSDGsなどにみられるグローバルな健康課題への関心、さらに、国内でのGPIFの取り組みなど投資環境の変化や非財務側面の重要性の高まりなど、第5期中期経営方針の前提条件が大きく変わってきました。当社は、久光製薬グループが推進すべき取り組みの変化を考慮し、第6期中期経営方針の策定に至りました。
本方針では、「営業活動」「研究開発活動」「生産活動」「その他の活動」という4つの領域で克服すべき具体的な課題を掲げています。中でも「その他の活動」では、企業としてのあるべき基盤をさらにステップアップするため、これまでCSR活動として取り組んできたことをより明確に示しました。
久光製薬の経営戦略
第6期中期経営方針の実行プラン
第6期中期経営方針について
「第6期中期経営方針」実行プラン | 2018年度の取り組み | ||
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営業活動 | 国内・一般用 医薬品事業 |
新領域への 積極的な進出と 活動強化 |
■「ブテナロック®Vα クリーム18g、液18mL」新発売 ■「ブテナロック®除菌抗菌スプレー」新発売 ■「サロンパス® 」120枚入 新発売 ■「のびのび®サロンシップ®Fα」新発売 ■「のびのび®サロンシップ®F」新包装発売 ■「フェイタス®Zα ジクサス®温感」新発売 ■「アレグラ®FX」56錠入 新発売 |
顧客視点での 継続的な商品 改良の実施 |
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国内・一般用医薬品 市場内における プレゼンス向上 |
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国内・医療用 医薬品事業 |
疼痛領域への リソースの集中 |
■ 経皮吸収型持続性疼痛治療剤「フェントス®テープ(HFT-290)」の「0.5mg」新用量追加に関する承認事項一部変更承認取得 ■ 経皮吸収型持続性疼痛治療剤『フェントス®テープ(HFT‐290)』の「0.5㎎」新用量薬価基準収載および発売 ■ HP-3000(経皮吸収型パーキンソン病治療剤)の国内販売に関する契約締結 ■ 経皮吸収型 アレルギー性鼻炎治療剤「アレサガ®テープ4mg、同8mg」新発売 |
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ライセンス活動の 強化 |
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生産性の向上 | |||
海外・一般用 医薬品事業 |
サロンパス®の ブランド価値 最大化 |
■「Salonpas®」が一般用医薬品市場鎮痛消炎貼付剤カテゴリーにおいて販売シェア世界No.1ブランドに2年連続の認定 ■ 経皮吸収型過活動膀胱治療剤「OABLOK®PATCH」の台湾における製造販売承認取得 ■ Noven社においてFDA Warning Letter 解除 |
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自社貼付剤の 上市と育薬 |
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米国・アジアでの 活動強化と 現地化の推進 |
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海外・医療用 医薬品事業 |
アジア市場への 本格的参入 |
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日米における 医療用医薬品の 水平展開 |
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米国・ノーベンが 持続的に利益を 創出できる 体制の構築 |
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研究開発 活動 |
既存品や競合品と 明確に差別化した 貼付剤の研究・開発 |
■ HP-3000(経皮吸収型パーキンソン病治療剤)の国内製造販売承認申請 ■ HP-5070(経皮吸収型原発性局所多汗症治療剤)の国内第Ⅱ相臨床試験開始 ■ 経皮吸収型持続性疼痛治療剤「フェントス®テープ(HFT-290)」のオピオイド鎮痛剤未使用患者に対する国内第Ⅲ相臨床試験において、主要評価項目を達成 ■ HP3070(経皮吸収型統合失調症治療剤)の米国FDAへの新薬承認申請 |
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久光グループにおける 開発テーマの一元化の推進 |
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新規基盤技術の 開拓 |
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高効率な 生産体制の 追求 |
既存品や競合品と 明確に差別化した 貼付剤の研究・開発 |
■ 製造工程、製品輸送方法及び空調機等の効率化 ■ 電力・重油等のエネルギー使用量及び廃棄物削減 ■ 廃棄物のリサイクル率99%以上の維持 ■ 環境にやさしい商品づくりによる環境負荷低減 ■ 工場・オフィスにおける省エネ活動によるGHG(温室効果ガス)排出量の低減 |
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製造品質・生産技術の向上 | |||
海外生産拠点の能力拡大 |