企業情報

お客さまとのかかわり

医薬品の生産と供給

患者さんの健康と生命にかかわる医薬品を安定して供給するため、生産体制と物流体制の強化に努めています。また、自社工場や製造委託先での生産品目や生産数量の管理を通じて、効率的で最適な生産体制を構築しています。さらに、海外の患者さんにも安心して使っていただくために、海外生産推進課を設け、海外生産拠点の技術向上や課題解決の支援を行っています。

生産体制

 国内生産拠点は、GMP基準に適合した鳥栖工場(佐賀県)および宇都宮工場(栃木県)の2工場での生産を基盤とし、委託メーカーとも連携して製品の安定供給体制を構築しています。
 また、安定供給体制の構築とあわせて生産性向上にも取り組んでいます。品質向上を目的としたカイゼン活動を継続的に行うとともに、製造ラインの集約と再構築による生産体制の見直し、工程の改善、稼働率の向上など生産機能全体の効率化を進めています。
 さらにIoT技術を活用した生産システムを導入したことにより、生産システムに蓄積されたビッグデータを活用した改善活動を展開し、さらなる生産性の向上を目指しています。
 当社は世界各国で医薬品を販売しており、多くを日本からの輸出により供給していますが、より安定した供給体制を構築するため、アメリカ、ブラジル、ベトナムおよびインドネシアに生産拠点を有しています。国内と海外の生産拠点が連携を図り、生産能力を拡大しながら製造の現地化を推進することで、グローバルな生産体制の整備を推進しています。

生産拠点

物流体制

 国内の物流センターとして、佐賀県鳥栖市と埼玉県久喜市にそれぞれ東西の拠点を設置し、医薬品を安定的に供給できる物流体制を整えています。また、製造を委託した医薬品もこれらの物流センターを経由するサプライチェーンを構築しています。
各センターには管理薬剤師を配して医薬品の品質管理に努めるとともに、出荷量の情報を工場と共有することで、多種多様な医薬品を適切に保管・管理し、お客さまへの安定供給に努めています。
 また、これらの管理システムに携わる従業員に対して、手順書に則った教育を行うことで各個人のスキルアップを図るとともに人的ミスの削減に努め、安定した物流体制の構築に取り組んでいます。
※GMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準):医薬品などを適切な品質管理下で製造するための基準

PAGETOP