研究職今村
2013年入社 化学システム工学専攻卒
Motivation of joining
大学時代の知識や経験をダイレクトに活かせる会社
商品に愛着を持っていたことも動機の1つ

家族に医療従事者がいることもあり、高校生の頃から医療関係の仕事がしたいという思いがありました。大学では皮膚からワクチン抗原を吸収させて免疫化を行う研究に取り組み、より効率よく免疫を誘導できる経皮ワクチン開発を目指して製剤設計や免疫誘導機構の解明を行っていました。久光製薬を志望したのは、「TDDSといえば久光」というイメージを抱いており、まさに大学時代の経験や知識が活かせると思ったからです。また、幼い頃から自宅にサロンパスが常備されており、部活動やスポーツ後など体を動かした際にはいつも使用していました。このように商品に親しみを持っていたことも志望動機の一つ。そして、会社説明会でお会いした先輩社員の方々は明るく元気な印象で、楽しそうな会社だなと好感を持ちました。
実は私は自己PRが苦手で、いつも面接では緊張してうまく話せなかったのですが、久光製薬の面接だけは自然体で話すことができ、さほど緊張しなかった記憶があります。今思い返せば、面接官の方が緊張していた私を見てリラックスできるよう、世間話などで緊張をほぐしてくれたおかげだと思います。
TDDS:Transdermal Drug Delivery System

About work
薬を皮膚から効率よく通すため、材料の配合比を検討。
薬の最初の“種”を作り、大量生産への道筋をつける。

入社して新人研修を終えると、研究所へ配属。配属後は特許を出願するために必要なデータを収集する業務や実験技術を学びました。そして様々な実験を担当した後に、私は外用剤の製剤設計を担当することになりました。製剤設計とは、医薬品を実際に製造する最初のフェーズで、薬物を皮膚から体内へ効率的に通すための薬効成分の量や配合比、添加物の種類や量を決める仕事です。いわば最初の“種”を作る作業。皮膚を透過しにくい薬物をどうしたら透過させられるかを検討したり、皮膚に付着しやすくはがれにくい製剤や使用感の良い製剤を作ったりと、日々試行錯誤しながら研究を行っています。また、皮膚から薬物を透過させるための新しい技術開発にも取り組み、外用剤の可能性を広げるために尽力しています。
配属初期はわからないことばかりですが、忙しい時でも先輩が付きっきりで指導してくれました。ミスをして落ち込んだ時も、「自分はこんなもっと大きなミスをしたから大丈夫だよ」と失敗談を交えて明るくフォローしてくれます。その後「このようにすれば大丈夫だよ」とすぐに的確なアドバイスをくれるので非常に助かっています。

  • 8:45
    研究所に出社
    メールの確認、その日の実験内容の確認
  • 9:00
    チームミーティング
    チームのメンバーにテーマの進捗状況を報告、終了次第実験開始
  • 12:00
    昼食
  • 13:00
    実験
    実験、空き時間に他部署との連絡や資料作成、文献調査
  • 17:30
    翌日の準備
    翌日の実験計画を立てる、実験データの整理
  • 18:30
    帰宅

MESSAGE学生のみなさんにメッセージ

私の場合は大学で取り組んでいた研究テーマと就職先の会社の研究テーマが合致したので知識や技術が活かせましたが、それよりも大学時代に身につけた研究のプロセス、取り組み方が一番役に立っています。学生時代は目の前の課題に真剣に向き合い、様々なことに挑戦することが大事です。そうすれば専門分野は違っても入社してから活躍できると思います。ちなみに、久光製薬には学生時代の研究テーマがTDDSとはまったく異なる方もたくさんいるので、心配しなくても大丈夫ですよ。入社してから先輩方がいろいろと教えてくれます!就職活動は研究との両立で大変なことも多いとは思いますが、自分を見直す良い機会だと捉えて頑張ってください。そこを乗り越えるときっと明るい未来が待っていますよ!