Job / People品質管理職

品質を守り
絶対的安心を届ける

伊藤

生産環境本部 品質管理部門 職長
(2017年入社)

人々の健康に携わりたい。
その想いを実現する企業。

大学時代に力を入れて取り組んだのは、DDS(=ドラッグデリバリーシステムの研究)です。近年注目を増す核酸医薬を患部に送達することを目的とした研究で、ナノレベル程の大きさの分子を様々な手段を用いて情報を取得する思考と手腕を学びました。この時期に様々なことを研究しました。

就職活動の軸として大切にしていたことは、人々の健康に携わる仕事をしたいという思いです。大学の研究も人の健康に関連するもので、とてもやりがいを感じていたからです。就職活動中に、学生時代よく使用していたモーラスパップを製造している会社が九州にあることを知りました。その中で「貼付剤」という剤形が、学生時代に学んできたDDSの考え方を基に製造されていたことを知り、久光に入社する決め手となりました。

品質を守る最後の砦。
安心こそが久光製薬の根幹。

私が所属する品質試験1課では商品を製造するために使用される原料の品質管理業務を行っています。主な業務は製造に使用される原料が定められた判定基準を満たすかを確認する理化学試験業務、試験業務を遂行するための方法を書く文書作成業務、原材料メーカーに赴き工場の製造管理・品質管理を確認する監査業務を行っています。また、不定期ですが、国内外における当局の査察の際に品質管理に関して査察官に対応する場合もあります。

私たち品質管理部門の仕事はお客様には見えません。裏を返せば品質管理部門がお客様から声を頂くときは良くない時です。お客様から何の反応も無いことが安全にお客様に商品が提供されている証。品質管理は品質を守る最後の砦です。この仕事はお客様に見えるものではないからこそ、決して妥協を許してはならないと考えています。お客様の当たり前を守ることを誇りに日々仕事に取り組んでいます。

熱量をもって仕事をする。
仲間のパフォーマンスを最大限に。

私は現在、職長です。職長とは課員のまとめ役・マネジメントを行う立場です。職長になる前に様々な上司の下で仕事をしていました。久光の先輩方は熱量のある人が多く、課長でも部長でも、私が悩んでいる問いにもすぐに答えを出してくれます。どうすれば職場の仲間達のモチベーションを高められるのか、職長の立場になったからこそ、こうした先輩方を見習って日々課員のまとめ役に励んでいます。

まずは、率先して自分が仕事の見本となり、各個人にどうすれば効率よく仕事をしてもらえるか。いきいきと働いてもらえるか。これを常に考えています。まとめ役という立場から何かあれば「まずは自分から」という当事者意識を持ち、課員の働きやすい職場づくりに努めています。

熱量は職場全体の仕事の質を変化させます。部内全体で最高のパフォーマンスが出せるように心掛けています。

身の回りのことに興味を持つ。
何事も楽しむ工夫を。

既にある分析手順を基に試験業務を実施し判定基準を満たすか確認する業務が多いですが、分析に関して専門知識を求められる場面も多いため、日々勉強が必要です。規定の方法で試験業務をしますが、原理原則を理解しているか否かで試験業務の仕事の質は大幅に変わります。日々の試験業務の中で小さな変化があった場合、知識がなければ原因は判断できません。

学生の頃から、身の回りに多く興味をもち「分からないことはすぐ調べる」ということができる方に向く業務だと思います。ぶれずに根気よく続けることが大切な仕事です。

学生のうちに色々なことを経験することが役に立つはずです。就職活動でしんどい時期があっても、「面接で色々な土地にいける」、「色々な企業と接することができる」、「他の学生と繋がれる」など、どんなことでも楽しむ工夫で困難も乗り越えて下さい。

1日のスケジュール

  • 07:45
    出社。メールチェック
  • 08:00
    原料の検査、記録所チェック
  • 12:10
    昼食
  • 13:00
    午前中の結果まとめ、記録所チェック、手順書作成
  • 17:30
    退勤