CSR活動 2018

久光製薬のCSR

経営理念と企業使命

1907年の「朝日万金膏®」発売以来、「サロンパス®」に代表される経皮鎮痛消炎剤は、「貼る」ことで痛みやコリを治療する医薬品として、多くのお客さまにご愛用いただいています。
私たちは、「サロンパシィ®」(Salonpathy®)という言葉に、もっと多くのお客さまに「貼って手当てすることの良さをお伝えしたい」「貼って手当てすることに驚きと、安らぎと、感動があることをお伝えしたい」との願いを託し、世界に誇るTDDS(経皮薬物送達システム)に基づく貼付剤の創薬・育薬と製剤技術の向上に努めてまいりました。
これからも「世界の人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)向上を目指す」を私たちの経営理念とし、「貼付剤による治療文化を世界へ」広げることを企業使命と定め、事業を積極的に展開してまいります。

CSRの考え方

久光製薬は、お客さま、地域社会の皆さま、株主・投資家の皆さま、従業員など多くの方々に支えられ、事業活動を展開しています。こうした皆さまの信頼こそが、当社が企業としての使命を果たし、持続的に成長を遂げていくための大切な基盤です。また、事業活動の継続には、自然環境の保全とそこから得られる生態系サービスの維持も重要であると考えています。
 久光製薬は、より豊かな社会の発展と地球環境保全のために、国内外の多様なステークホルダーを尊重し、当社に求められる責任と社会貢献に真摯に向き合い、誠意をもって活動してまいります。

*生態系サービス 生態系から提供される原材料や食料、洪水調節機能やレクリエーション機能など
無形の貯蓄
*無形の貯蓄 久光製薬の「創業の精神」と位置づけ、企業価値は企業の考え方とそれに基づく行動に対する信頼であり、
高い倫理観を持って歩みを続けていけば大きな支持と信頼を得ることができるという考え

ステークホルダー

久光製薬は、企業市民としての責任のみならず、医薬品にかかわる事業を行う組織として、大きな社会的責任を担っています。
医療関係者や薬事行政当局とのかかわりでは、単なるコミュニケーションにとどまらない特段の配慮と責任が生じます。商品やサービスをご利用いただくお客さまは、消費者であると同時に患者さんであることから、信頼が得られる十分な配慮と良好な関係が必要になります。さらに、社会基盤である地域社会や国際社会、自然環境に対しては、企業市民としての社会的責任が生じます。
久光製薬は、このようなさまざまな関係性と責任を認識し、安心してお使いいただける医薬品の提供を通じて世界の人々の健康を願い、誰もが毎日を安心・安全に暮らせる社会の実現に努めてまいります。

久光製薬のステークホルダー

久光製薬のステークホルダー

多様なステークホルダーとの関係
お客さま 商品・サービスをご利用いただくお客さまは、消費者というだけではなく患者さんとしての側面も持っており、信頼が得られる十分な配慮と良好な関係が必要と考えています。
お取引先 医薬品の製造は、国内外から原材料を安定的に調達し高い品質を保つことが重要です。
生産現場における環境への配慮や労働者の管理など多様な社会的要請に応えられるようお取引先との信頼関係を構築していきます。
従業員 従業員は重要なステークホルダーです。さまざまな能力や役割を持った多様な人材を活かして事業活動を行う必要があります。そのためには、雇用にかかわる課題や教育・啓発、福利厚生、さらには従業員の生活基盤にまで配慮したマネジメントが必要と考えています。
株主・投資家 当社は国内の株式市場に上場し、多くの株主・投資家の皆さまと関係を持っています。適正な利益配分と透明性のある経営に努めることを最低限の義務とし、適正かつタイムリーな情報開示によって、当社の経営および事業活動をご理解いただけるよう努めてまいります。
地域社会 当社は国内外の多くの拠点で事業活動を行っています。事業を行う地域の住民の皆さまと良好な関係を保つこと、地域社会の一員として当該地域の発展に努めることなど積極的に取り組む必要があると考えています。
環境 すべてのステークホルダーにとって生存の前提となるのが地球環境です。生活環境や資源、エネルギーなど地球環境への配慮は最低限の義務であり、将来社会に対する責任でもあります。多様な生態系が担保された地球環境を守り、必要な場合は復元に努めることが大切であると考えています。

ステークホルダー・エンゲージメント

グループ会社ダイアログの開催

久光製薬は、2018年国内グループ会社4社(九動株式会社、株式会社タイヨー、株式会社CRCCメディア、佐賀シティビジョン株式会社)においてCSR教育を兼ねたダイアログを開催しました。「久光製薬のCSR」を、国内グループ各社へも深く浸透させ、久光製薬グループ全体でのCSR活動推進のさらなる充実を目指しています。
今回の教育は目的達成のための第一段階と位置づけており、今後も定期的にダイアログ等を行い、グループ各社のCSR活動の支援を継続的に行います。

教育訓練内容
  • ・CSR活動とは何か?
  • ・具体的なCSR活動内容と事例
  • ・久光製薬のCSR活動
  • ・各グループ会社でできるCSR活動の検討等
九動株式会社本社でのダイアログ
教育訓練の様子
九動株式会社のCSR

九動株式会社は、医薬品などの有効性・安全性評価に必須である実験動物の生産・供給等の業務を行っています。当社は、久光製薬グループの一員であり、CSR活動の重要性を深く認識し、活動の目的および目標を独自に掲げています。

〈目的・目標〉
・健全な企業活動を通し社会に貢献する。
・100年先まで生命科学の発展に寄与し、人々の健康と福祉の向上に貢献する。

大学生とのダイアログ

久光製薬鳥栖工場では、工場見学に来社いただいた大学生とのダイアログを開催しています。
2018年は、「久光製薬と社会的貢献」というテーマに基づき、長崎大学 工学部 化学・物質工学コースの学生の皆さんと意見交換を行いました。当社とステークホルダーとの関わりや当社商品の社会的貢献(QOL向上)への取り組み等について活発な意見をいただきました。久光製薬は、これからも若い世代に評価・期待される企業を目指し、それらのご意見を活かしていきたいと考えています。

学生さんからの質問やご意見
  • ・当社の体制(各拠点:研究・営業・工場)の
    仕組み
  • ・薬物が体内に吸収される仕組み
  • ・商品の研究開発に関する質問
  • ・サロンパスのにおいに関する質問
  • ・今後の海外進出の計画
  • ・就職活動(当社の採用試験)
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