CSR活動 2017

社会とのかかわり

市民活動・財団の支援

中冨記念くすり博物館

地域社会に密着した多くのNPO法人や市民団体は、高い専門知識と経験をもって、社会課題に取り組んでいます。久光製薬は、人的・物的資源や情報力、資金などの面でこれらの組織を支援することで、少しでも社会課題の解決につなげたいと考えています。
また、中冨記念財団、中冨健康科学振興財団などを通じて、医学・薬学の振興や啓発を図っています。

久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部

久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部は、2007年に創業160周年記念事業の一環として設立したマッチングギフト制度で、従業員の寄付と同額を当社が寄付することで基金を運営し、国内外で活動しているNPO法人や市民団体を支援しています。
2016年度は、地域の子どもや高齢者の方への支援、海外諸国での医療・教育・自然環境保護活動等、さまざまな活動をされている50団体に寄付を行いました。九州本社、東京本社などで行った贈呈式には多数の団体代表に参加いただき、活動紹介や活動課題などの情報交換を行いました。
また、日本赤十字社にAED練習機96台と救急法普及のためのWEB教材の提供も行いました。

1,238

久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部の会員数

288団体

累計支援団体数(2007年設立以来)

久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部の寄付金目録贈呈式 日本赤十字社へAED練習機を寄付

「平成29年7月九州北部豪雨」の被災者およびご家族の皆さま方に対しまして、謹んでお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

当社は、このたびの豪雨災害による被害の復旧支援として、久光製薬株式会社より義援金300万円、久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部より義援金200万円の寄付を行いました。
義援金総額500万円は、被災された皆さまの救援支援活動および復興支援活動に役立てていただけるよう、従業員による募金活動分も含め、日本赤十字社を通じて寄付いたしました。

災害支援活動

災害発生時には、緊急支援および復興支援の活動を行っています。企業としての支援金・医薬品などの提供に加え、従業員による義援金や、久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部からの寄付などの災害支援活動を実施しています。

ボランティア活動
■ 日赤企業献血

九州本社および宇都宮工場では、従業員等による献血活動を春と秋の年2回実施しています。献血センターの採血車を招き、毎回多くの従業員が自発的に参加しています。

■ 街頭募金活動

日本赤十字社が主催する「海外たすけあい」街頭募金活動に1996年から毎年協力しています。この募金活動には子どもと一緒に参加する従業員もおり、助け合いの大切さを家族で体感する場にもなっています。
20回目となる今回は、従業員500名余りが参加し、全国の主要都市で募金を呼びかけました。

従業員による街頭募金活動

参加従業員 540

募金総額 965,848

2016年度の街頭募金活動

■ 地域の環境美化活動
地域の清掃活動

地域に根ざした企業を目指し、県や市町村などが主催する清掃活動に参加しています。2016年度は鳥栖市主催の美化活動に参加しました。

鳥栖市清掃美化活動「捨てちゃイ缶バイ!作戦」
2017年1月 29名

財団支援
■ 公益財団法人 中冨健康科学振興財団
第29回研究助成金等贈呈式

当財団は、健康増進に関する科学研究を助成し、国民の健康の維持・増進を図り、活力ある豊かな社会の実現に寄与することを目的として活動しています。2015年度より、従来の研究助成金・留学助成金等に加え、学会・講演会などの開催に対する助成を新たに開始しました。これらの助成80件と、健康科学の発展に功績があった研究者に対する中冨健康科学振興賞2件に対して、総額1億1,000万円を贈呈しました。当社は、当財団の運営支援を行っています。

2016年度研究助成実績
  • ● 筋骨格系及び結合織の機能保持に関する研究
    研究助成 25件
    留学助成 4件
    講演会等開催助成 6件
  • ● 皮膚の健康と老化防止に関する基礎的研究
    研究助成 8件
    留学助成 3件
  • ● 機能低下、個人差等による薬物等の体内動態に関する研究
    研究助成 8件
    留学助成 1件
    講演会等開催助成 4件
  • ● 疼痛治療に関する研究
    研究助成 6件
    国際交流助成 1件
  • ● 運動を中心とした健康増進に関する研究
    研究助成 13件
    国際交流助成 1件
■公益財団法人 中冨記念財団

中冨記念財団は、「中冨記念くすり博物館」(佐賀県鳥栖市)の運営を行っています。博物館では、くすりの文化遺産を約13万点保管しており、くすりの基礎知識や薬の歴史・文化を学ぶことができる施設となっています。併設して薬木薬草園があることから最近は若い女性を中心にハーブなど薬草に関心のある方の来館も増えています。2016年度は1万5,000名近い入館者がありました。年間を通してさまざまな行事や出前教室を開催していますが、特に、おとそ手作り教室は設立時より続けている恒例行事となっています。当社は当財団の運営支援を行っています。

中冨記念くすり博物館の展示コーナー

14,733

中冨記念くすり博物館2016年度入館者数

中冨記念くすり博物館特別展「田代売薬(たじろばいやく)」展開催

江戸時代、佐賀県鳥栖市東部から三養基(みやき)郡基山町にかけての一帯は、対馬(つしま)藩の飛び地でした。代官所を置いた地名から田代(たじろ)領と呼ばれ、この領内で江戸中期より製薬が始まりました。得意先にくすりを預け置き、必要な時に用いてもらい、次の訪問時に使用分だけの代金を精算する。このようなくすりの販売方法を配置売薬業と言いますが、この地域で興った田代売薬は今も続いています。
300年間、売薬人たちの知恵や努力により絶えることがなかった配置売薬業。この商売方法は日本独自のもので、得意先と売薬人、互いの信頼があって初めて成り立つ商売と言えます。その歴史は未来に残すべきものとして、2016年4月、中冨記念くすり博物館所蔵の田代売薬関連の製薬・売薬・信仰儀礼用具および文書資料3,181点、売薬土産品(行商用)13点が佐賀県重要有形民俗文化財に指定されました。
これを記念して、本展にて文化財指定の資料の一部を公開しました。

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